
グレートジャーニーの目指すもの
上記の絵は、弊社のコンセプトとして重要な2つの要素の「バックミンスター・フラーが発明したダイマクション地図」と、「ホモ・サピエンスの5万kmに及ぶ世界拡散=グレートジャーニーの旅の軌跡」を組み合わせたオリジナルアート作品です。
見慣れない角度の陸続きの世界地図と東アフリカから世界中に広がる軌跡が描かれています。
20世紀を代表する思想家、デザイナー、構造家、建築家、発明家、詩人でもあったバックミンスター・フラーは、ダイマクション地図の制作においてよく
「宇宙には上下や南北はなく、外と内だけがある。」
と述べていました。
ダイマクション地図において「唯一正しい」視点は無く、正二十面体の三角形の各面をある方法で分割すると、全ての大陸が大洋によって隔たれることなくほぼ一続きになった展開図が得られます。
また、東アフリカに誕生したホモ・サピエンスは7万年前の認知革命によって言語という新しい仲間と協力する能力と虚構(フィクション)を信じる力を得て、その一続きの大陸を大移動し世界中に拡散するグレートジャーニーに出ました。
グレートジャーニー社では、バックミンスター・フラーのダイマクション地図のようにこれまで当たり前のようにみていた世界の「構造と文脈」を捉えなおし、機械知性の時代の人類の新しいグレートジャーニーにむけて人間の知性のあり方、仲間、組織、社会のあり方を探求・提示していきたいと考えています。
代表 安川新一郎